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世界報道写真展2007


今年も世界報道写真展に行きました。

そこに写っているのは生と死。紛れも無い現実を突きつけられて、毎年感じる浮遊感。自分がどこにいるのかわからなくなる。自分のいる世界とはあまりにも遠すぎてどう感じていいかもわからない。感情よりも体に直接衝撃がきます。

地球上には様々な人々が住んでいて、僕には想像も出来ないような世界で、僕が死ぬまで感じることの無いであろう感情をいだきながら、僕と同じ時間を生きている。自分の生きている日常の現実感がどんどん薄れていく...あー、言葉ではとても語れないので、見て下さい。

かなり刺激が強いものもあるので気を付けて。

世界報道写真展2007 東京都写真美術館 2007 6/16-8/5


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  1. 2007/07/29(日) 22:31:37|
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森山大道 「凶区 Erotica」


続け様に写真展ネタです。

大雨の中行っちゃいました。会場は新宿三井ビルなのでほとんど濡れずに行けましたが。森山大道氏「凶区 Erotica」と題したミニ写真展。ちなみに無料。

写真を見ていていつも考えるのは"必然性"。なぜカメラを向け、なぜこの構図で、なぜこの露出でシャッターを切ったのか。それを知りたくてじーっと眺めます...。

わからない。全然わからない。なぜそこにカメラを向けるの?なぜそれを画面にいれるの?なぜななめなの?ほんとわかんない。3周してもわかりませんでした。ただ、なんとなく不安感を煽る様な、ザラついた攻撃性を感じる。
"必然性"なんてものはないのか?直感?センス?偶然?そんなことはないはず。きっと何かがあるはず。と思うんだけど、わからない。まぁそう簡単に見えてくるものなんてないよね。

ちなみにサイン会してました。あの人が森山大道かー、そのぐらいの感じで僕は眺めてただけですけど。


森山大道 「凶区 Erotica」 エプソンイメージングギャラリー エプサイト 2007 6/27-8/5



  1. 2007/07/16(月) 21:06:38|
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アンリ・カルティエ=ブレッソン 「知られざる全貌」


こんな写真が撮りたい...素直にそう思える作品に出会えました。

かなり見応えありです。そして、楽しい♪
写真展ってこんなに面白いものだということを発見。アンリ・カルティエ=ブレッソンっていうのは写真好きなら知っていて当たり前の人なのかな?それすらよくわからず、僕は今回初めて”決定的瞬間”ってやつに出会ったわけです。今までじっくりと写真を見たことがなかったけど、最近写真にはまり気味なので、かなり興味深く一枚一枚を見ることが出来ました。

写真っていうのは同じ被写体を何枚も撮って、その何枚もの中からこれっ!という一枚を選び出すものなんだと、個人的には思うわけです。その何枚もの中から一枚を選び出すということは、何らかの理由があるわけで、そこにはきっとアーティストのこだわりがあるんだろうと思います。だからこそ、同じ人間が撮った写真は共通した雰囲気を醸し出すし、作者毎に独自性をもった作品が生まれるのだろうと。

では、アンリ・カルティエ=ブレッソンの写真はどうなんだろうか?

そこで僕は試みました。なんの前知識も持たない自分が彼の作品を眺めてどんなことが読み取れるか。まぁ僕にわかる事なんてたかが知れてるし、はっきりいって自分にはこれらの写真がアンリ・カルティエ=ブレッソンにしか撮れないすごい作品なんだということすらわかりませんけども。でも、彼の作品には明らかに統一性があるし、なんかまとまっていて安定感を感じるのは確かです。その統一性の原因だけでも突き止めたい。そんな感じで眺めてました。

で、僕の結論。

構図に秘密あり。...なんかすごくありきたりでごめんなさい。でも、アンリ・カルティエ=ブレッソンはかなり構図にこだわっていたと思う。誰でも構図にはこだわるわいっ!というツッコミが聞こえてきそうですが、彼にはもっとはっきりとしたポリシーというか、美的な指針があって、幾何学的な美しさに通じるもの、まるで図面に当てはめる様にして画面に被写体を収める、そんな考えが彼にはあったんではないか。なんて生意気なことを考えたりしました。自分が見た限りでは何種類かのパターンが彼の写真にはあるように見えて、そのパターン図面が彼の中の美しさに通じる形なんじゃないかな。そのパターン図面にのっとって自分も写真を撮ればアンリ・カルティエ=ブレッソン風の一枚が撮れるのでは...。う~ん、そんなに簡単にはいかないかな。

久しぶりにすごく刺激的な時間を過ごせた展覧会でした。自分がもっともっとたくさんの写真を撮ってから、是非見返したいです。


アンリ・カルティエ=ブレッソン「知られざる全貌」 東京国立近代美術館 2007 6/19-8/12



  1. 2007/07/15(日) 10:53:41|
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